5. 建築換気効果
2009年11月27日、各トンネル開口部において換気効果試験を実施し、各切羽の換気効果は良好であった。10号斜坑を例に挙げると、工事区域は4つの切羽で同時に施工され、空気質は高原山岳トンネル工事の衛生安全基準を満たしていた。測定結果は表5に示す。
表5 No.10 斜坑換気効果監視データ表
位置 | 換気方法と状態 | 測定点の位置 | 現場作業状況 | 手のひらマイレージ | 換気距離と長さ 切羽からのトンネル換気ダクト(m) | 測定項目 | ||
O2コンテンツ(%) | CO含有量(ppm) | H2S含有量(ppm) | ||||||
10番 傾斜シャフト | 下見板換気、 ファン出力2x55kW | Iライン西寧方向面 | 泥の除去、換気 | DK307+384 | 1358/25 | 18.5 | 53 | 60 |
Iラインゴルムド方向面 | ガナイト、換気 | DK309+798 | 1940/25 | 19.0 | 3 | 0 | ||
Ⅱ線西寧方面 | 手のひらが機能しなくなり、換気が悪くなる | DK307+350 | 1392/30 | 18.9 | 6 | 0 | ||
Ⅱ線ゴルムド方面 | 手のひらが機能しなくなり、換気が悪くなる | DK309+809 | 1942/30 | 19.1 | 3 | 0 |
6. 結論
6.1 関角トンネルは現在、中国で建設中の最長の山岳トンネルです。高地、長距離、複数の切羽での換気工事は、大きな技術的困難を伴います。世界各国で実施されている換気基準は、一般的に3~8mです。3/(kW·分)。我が国の実情を踏まえ、高所関脚トンネル建設における衛生基準の実施を提案する。
6.2 関角トンネルで実施された様々な工事組織形態に基づき、体系的な理論研究と現場試験を経て、段階的な工事換気と斜坑下見板敷き道路の混合換気を提案し、工事換気の課題を解決した。長大トンネル工事において、既に成功事例が蓄積されている。
6.3 1号線と2号線の4つの作業面は、ポジティブトンネル建設における斜坑の建設と同時に使用され、試験結果によると、各作業面の換気効果は良好で、空気質は換気基準を満たしています。
終わり
投稿日時: 2022年7月4日